三和土(タタキ)。
おはようございます。
本日は快晴。いい天気ですね。
今日は社員のご子息の結婚式。
正午からなのですが、楽しみです。
さて、皆さんは、
三和土と書いて
なんと読むかご存知でしょうか?
実は…
タタキと読みます。
私も最初、
サンワドと読んでしまいました(笑)
タタキとは何かご存知ですか?
昔の土間のことです。
日本の伝統的な工法で、
元来、「砂・黒土・赤土」を、
苦汁(にがり)をつかって、
固めることから「三和土」
と呼ばれるそうです。
玄関や犬走りなどとして
活用したものです。
断熱性に飛んで、
日差しの反射もなく、
夏涼しく、冬暖かいので、
特に多く古民家では使用されていました。
さて…
今回の写真は、白州土タタキです。
火山灰であるシラスを利用し、
シラスの持つ、素朴な素材感・断熱性
デザイン性・イオン交換性など、
マルチな機能を最大限生かしたタタキなんです。
100%自然素材に徹底してこだわった、
断熱型多機能タタキ材です。
玄関に標準仕様としてます。
写真は、
施工中のものですが、
先ず、コンクリート面を水洗いし、
全面にシーラー2倍液を塗布、
仕上げ塗りは、シラス材1袋に対し、
約7.3リットルの水を加え、
モルタルミキサーで充分混ぜ練りした材料を、
丁寧に塗り厚30ミリに仕上げ用金ゴテで塗りつけ、
さらに水引具合を見て、
表面を左官用掻き落とし器で丁寧に掻き取り、
クズをほうきで等でキレイにする。
24時間経過後、
表面の粉をデッキブラシ等で水洗いで完成。
こんな施行工程なのですが、
写真は、掻き落とし作業中のものです。
これからシラスの
素材感がでてきます。
色合いも、
時間の経過とともに味がでてきますよ。
ぜひ今月の内覧会で
素材を確認くださいね。