比較のしようがない!



「戸建の全面リフォームをしようと思って、
3社から見積もりを取り、
比較してみたのですが、
分かるのは総金額だけ。
見積もり内容はどこもマチマチで
比較のしようがありません。
どうしたらいいのでしょうか?」と、
相談を受けました。




確かに、業者によって、
見積もりの仕方は違いますから、
素人の方が比較するのは難しいことです。




そこで…




「3社のうち、
一番あなたが分かりやすかった業者の
見積書の金額欄を全部塗り潰して、
他の2社に“この内容に金額を入れてください”
と頼んでみてください。



そうすれば、単純に価格の比較はできます。
しかし、これで価格が一番安い業者を
選んでしまうことは問題があるあるかもしれません」。




「それは、どうしても仕事が欲しい業者は、
安め安めに見積もりを入れてきて、
後で勝手に仕様を変えることがあります。



また、提案の仕方が業者によってマチマチですから、
1社の見積もりだけに合わせることを
しないことも起こります」。




「一番良いのは、
少々費用は発生しますが、
3社の見積もりをプランや仕様を加味して、
公平に判断してくれる
三者機関に相談することです。




小さな工事なら、
価格と相性と実績で判断してもいいですが、
大きな工事は後戻りできませんから、
素人判断はとても危険です」。




このようなアドバイスを行いました。
そうしましたら、
「確かに、価格だけの比較だけでなく、
プランの比較をしなくては意味がありませんね。



でも、どの会社のプランが
一番自分の希望にあっているかも
判断がつきませんので、
その第三者機関の人に相談します。
ところで、第三者機関って具体的には?」。




「第三者機関は、
直接工事を行なわない会社です。
業者さんと消費者の間に入って
調整する役目のところ。



以前は設計事務所でしたが、
今は調整を専門に行なっている会社があります。




ただ、ほとんど首都圏にありますから、
地方の場合は設計事務所になります。
それから、自治体やNPO法人などで
相談に乗ってくれるところもあります」と、
お話しておきました。
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