[]熟練した職人の技
わずかな空気の流れを全身で感じ取り、
永年の経験と勘が一瞬で判断を下す、
その正確さとでもいうのでしょうか。
そこにはきっと「心」が存在すると思うのです。
それは親方から弟子へ、そのまた弟子へ。
時代を超え伝統的に受け継がれた財産ですね。
弊社の主任技術者の田村も、この道一筋35年。
大工見習いとして弟子入りし、
私の父から大工の技術を学びました。
当時の私は兄貴のようにしたっていました。
彼は常にお客様の視点に立って仕事をするので、
技術面のパートナーとして彼から教わることがとても多いです。
どうぞご訪問の際は声をかけてやってください。
建築の世界も随分機械化が進みました。
しかし、人が住まう家は日本の気候・風土にあった、
昔ながらの工法で「熟練した職人」が、
心を込めて建てた家が一番いいのです。
私はいつの時代もこの「熟練した職人の技」を大切にして、
次の世代へと継承していきたい。
どんなに機械化が進んでも、最終的には人間の能力が優るのだから。