基礎の立ち上り幅を150mmのするのはなぜですか?




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鉄筋のかぶり厚を原則150mm以上確保して、
中性化による強度の低下を長期間防ぐためです。

コンクリート中性化とは…
コンクリートは主にセメントと骨材(砂や砂利)
からできています。

セメントは水を加える事により硬化しますが、
この時、セメントは強いアルカリ性を示します。

ところが、コンクリートが空気に触れると、
強いアルカリ性が酸性の二酸化炭素のため、
次第に中和され中性化していきます。

この現象をコンクリート中性化といいます。

鉄筋コンクリートの中性化による強度の低下とは
通常、基礎ではコンクリートの性質
(硬く丈夫であるがもろい)を改善する為、

鉄筋を一緒わせて使用します、
これを鉄筋コンクリートといいます。

ところが、鉄筋は酸素と水に触れると、
サビ(酸化)てしまいます。

鉄筋コンクリートにおいて、
鉄筋がこのような状態になりますと、
強度の低下だけでなく鉄筋がサビる時の膨張により、
ひび割れやはく落が生じます。

ただし、鉄は初期のコンクリートのように、
強いアルカリ性の中ではサビ(酸化)ません。

中性化が進行し、
鉄筋まで達するとサビ(酸化)る可能性が発生します。

基礎の立ち上がり部のかぶり厚さとは
建築基準法では40mm以上、
JASS(日本建築学会基準)は50mm以上と、
規定しています。

かぶり厚を厚くして中性化による強度の低下を、
長期間ふせぐ為に、
基準の立ち上がり幅を原則150mmとしました。

その立ち上がり幅は、現場鉄筋が多少ずれても、
十分かぶり厚が取れる厚さです。

例えば、120mm幅だと、
現場での誤差が1mmしか許されません。可能でしょうか?








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外壁・内壁
火山灰を主原料とした、
100%自然素材の塗り壁
仕上げにします。

シラス壁(薩摩中霧島壁
スーパーそとん壁)
という左官材料です。

いろんな特徴がありますが、
感じるのが一番です。

玄関に入るとわかります。
いやな臭いがしません。
消臭作用があるのです。

梅雨時に思います。
あまりジメジメしないような気がします。
調湿性能が高いのです。

一番いいなあと思うのは、
職人が造る、
味わい深いこてむらなんです。
こういう職人さんの手仕事感って、
家に深みを与えてくれます。




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