外壁サイディング

最近は特に住宅メーカーを中心に
使用されることが多いですね。

私もメーカー在籍中はほとんどが、
12mm厚のサイディング材でした。

デザインも豊富、色合いも多い、
なんってったて手頃な価格ですよね。

10年前頃は本当に万能な材料だと感じていましたね。

でも、最近は私から…
お客様に提案差し上げることは無いですね。

なぜかって…
小さな工務店で仕事をするようになって、
今まで以上にお客様と身近になり、

感じたことなんですね。

寒冷地、
特に福島県以北の地域では窯業系サイディングは向かないなと…

冬場凍結などで材料の裏面から剥離がおこっていますね。
1階部分に屋根がある(下屋)などでは特に多いですね。

また、西面の日差しが強い場所などでは、
材料が反っている場合が多いですね。

12mmの材の場合、釘うちなので、
釘も少し飛び出ていたりしてます。

それと一番は、シーリングの問題です。
2〜3年で亀裂が入っているケースが多いですね。
また埃を吸って、黒ずんできて見た目も悪いです。

こんなケースをリフォーム工事などで、
多く体験してきたから言えることです。

材料がの欠点を挙げましたが、
材料の否定するわけではなく。

そんな現象がほとんどでも、
なかなか早めの対策がお客様自身打ちにくいんですよね。

シーリングの亀裂・釘の飛び出し、
材料の反り等は早めの対策が必要です。

どうしてもサイディングを使用したい場合は、
16mm厚以上で金具留を利用ください。
ただし、シーリングの問題は解決が難しいですね。

サイディングの良し悪しは別にして…

施工性、クラックなどのクレームが無い、ローコストなど、
作り手の都合で家が作られていくのは良いことではないですね。

どんな素材でもメリトとデメリットが存在します。

コストもそうですが、よく比較検討が必要ですね。

追伸 
私も多くのお客様にサイディングを提案していた時期があります。
早めの処理で改善することは充分可能です。
誠心誠意対応させて頂きますので、お気軽にお声かけてください。

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