お宅のフローリングは赤ちゃんに優しいですか?
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『床材を選ぶ時に何を基準に選びますか?』
最近多いのは複合フローリングでしょうか?
複合フローリングは…
合板(基材)の表面に薄く削った、
天然木の単板(突き板)を張ったもの。
削られた天然木の厚さは、
0.3ミリ程度から1ミリ程度、
2〜3ミリ程度の高級品もありますが、
合板と合わせて12〜15ミリというのが一般的。
価格もて手頃で、
様々なデザインや色合いのものがあり、
今一番多く使われているのかもしれませね。
というより・・・
住宅をつくる側の都合で、
使われているのかも知れません。
価格が安くて、施工性もいい、
クレームになることも少ないからでしょうか。
『でも…
私の提案する住宅には、
現在複合フローリングは使いません。』
なぜか…
■ 複合フローリングは保温性がない、
足触り感が悪いと考えるからです。
無垢のフローリングと、
複合フローリングを実際に手で触れて・・・
その後、10分位2つの素材を冷凍庫にいれます。
もう一度2つの素材に触れていただくと…
「冷たい!」「こんなに違うんだァ」
そんな声が多いですよ。
複合フローリングは冷たくなってます…
■ 複合フローリングは、
いくら安全基準をクリアーしていても、
やっぱり合板です。
何枚かのベニア板を接着剤で、
重ね合わせた複合材です。
呼吸はあまり期待できません。
■ 複合フローリングは完成時が一番綺麗です。
綺麗さではかなう素材はないかもしれません。
ただ時間とともに色褪せたり、
キズが付くと処置が難しいです。
その点無垢フローリングは、
時間とともに風合いを増し、あめ色に変化します。
新たな良さが出てきます。
キズも気にならなくなります。
もしも気になるようであれば、
再生が可能な素材ですよね。
今は間伐材利用の、
無垢フローリングも多く販売されています。
いがいとお求め易い価格です。
『赤ちゃんは床をハイハイ掃除してあるきます(笑)』
無邪気で可愛い者です。
でも…
グローブをしてませんから(笑)、
直接床に触るのです。何回も何回も、
ふき掃除してるのと同じです。
もし床に化学物質や身体に有害なものがついていたら…
「ぞっとしますよね。」
赤ちゃんは…
自分で汚れた手を洗うことはできません。
そして…
赤ちゃんは手をなめることが大好きです。
何でも口に持っていくのは、
赤ちゃんの可愛いしぐさですよね。
床が化学物質で汚染されていても、
赤ちゃんは気がつきません。
汚れた手をかまわず、
口に持っていって、なめてしまいます。
赤ちゃんを守って上げられるのは、
お母さんだけです。
一回でいいから、床のことを考えてください。
可愛い子供の為に…
もちろん私は…
子供の健康を考えて、
自宅は無垢フローリング材の自然塗装です。
10年後20年後愛着が持てる住まいだったら…
きっと日本の住まいの寿命も長くなりますよね。
だって愛着のある住まいはそんなに簡単に壊せませんよね。
「このキズは小学生の時の」とか…
「この日焼けの違いは、
昔ここに家具があったんだよ」とか…
「この床の色合、
いいい感じになったネエ」とか…
そんな声が2〜3年後に尋ねると聞こえてきます。
無垢素材…あなたはどう感じますか?