[]私の想い。その2。

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「良い家」の条件とは…
「経済的でストレスのない、あきがこない、長持ちする」
住まいです。

「経済的である」こと、
それは。子育て世代が無理なく購入できる価格であること。

もちろん建築後の維持・メンテナンスのコスト、
光熱費などのランニングコストも経済的であることが
良い家の条件と思っております。

ストレスは「暗い、狭い、使い勝手が悪い」等の
間取りや設計の工夫が足りないもの、「寒い、暑い、うるさい」等の
家そのものの性能が十分でない場合に生じます。

最近問題視されているシックハウスや、
温度差に起因するヒートショックによる死亡事故等は
ストレスの際たるものだと思います。

こんなストレスを感じない事が「良い家」の条件だと思います。

次に、「あきがこない、長持ちする」住まいであること。
住まいは何度も建て替えができる物ではありませんし、
年収の何倍ものお金を費やし造ります。

一般の人にとって住まい造りは一生に一度の大事業です。
ですから、20年や30年で造り替えるような物ではなく、
最低でも60年、出来れば100年位住み続けることが
出来るような物でありたいと思っています。

そのためには強度や耐久性能と言った物理的な面はもちろん、
住み手が自分の住まいに愛着やこだわりを持つことが
必要と思っております。

どんなに丈夫に造っても住み手が「愛着やこだわり」を
持たない住まいは必要なメンテもおろそかになり
30年もたてば取り壊されているのが日本の一般的な家造りの実情です。

まだ手を入れれば住み続けられるのに
「愛着やこだわり」がないから安易に取り壊してしまう。

また、手を入れるだけの価値を感じない住まいが多いのも現状です。
「愛着とこだわり」が住まいを長持ちさせる必要条件と思っております。

200年、300年と歴史に残っている建物は
元々の造りがしっかりしているだけでなく
建物その物に価値がある建物です。

価値があるからメンテの費用を惜しまず手を入れます。
手を入れるから長持ちする。

価値ある住まいはデザインも端正でシンプル、
美しく、時間の経過と共に風合いが増します。

何時の時代でも古さを感じさせない住まいです。

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