硫化水素自殺問題  


硫化水素は、
硫化鉄に希塩酸か希硫酸を加えると発生する気体で、
人体にとても危険ものです。



誰かがインターネットで自殺願望者に教えたために、
簡単な自殺法として一気に広まり、
世間を混乱させています。




この硫化水素の恐いのは、
本人だけでなく、
周辺の人を巻き込み被害をもたらす点です。



有毒ガスの一種ですから、
以前起きたサリン事件を思い出します。
もし、
この硫化水素を狭い車内で撒き散らしたとしたら、
とんでもないことになります。




硫化水素は、金属の精製、
工業薬品、農薬、医療品などに使われますから、
容易に手に入れることができます。



そのために、
今回連続して起こる自殺に使われたのでしょう。
誰もが簡単に手に入れられる硫化水素だけに、
危険物重要指定物にしなければ、
意図を持った無差別殺人事件に発展する可能性があり、
とても心配になります。



ところで、自殺者の数を調べてみますと、
1.平成9年までが24,000人程度で
推移していましたが、
平成10年に32,000人を超え、
昨年まで同じ傾向が続いています。

2.全体の半分が無職者、
その半分が被雇用者と、
全体の70%を占めております。
自営業は全体の10%、管理職は2%です。

3.男女の比率は、
男2、女1です。

4.年齢は、60才〜が全体の30%、
50才〜が全体の20%、
40才〜15%と年齢が高い順になっています。

5.動機は、健康問題、経済・生活問題合せて70%です。
お問合せ≪トップページ≫プチッと是非お願いします。人気blogランキングへ