ある工務店社長のつぶやきー頭が痛いよ

鋼材が上がっているようだ。
鉄骨系の住宅は値上げしないと赤字になるほどきつい。

そういえば、基礎屋の社長が
「鉄筋バカ高だから、値上げしてくれって」って
言っていたが、困っちゃったよ。

お客さんとは契約済みだから、
今更言えないし。鉄鋼メーカーは容赦なしに、
値上げ通告だもの。まあ、
相場商品だから仕方がないのか。
弱いところにしわ寄せがくるのか。



そういえば、こないだのお客さん、
「鉄は直ぐに燃えないから鉄骨住宅にする」って
言っていたけど、大丈夫かな? 

火事になったら、木も鉄骨も同じなんだ。
問題は、燃えにくい材料で構造体をキチンと
囲えるかどうかなのに。



鉄が上がって予算が合わなくなったら、
戻ってくるかな。
そのときは、もっと耐火性能について
詳しく説明しなくちゃ。

延焼を防ぐために、
耐火構造準耐火構造の基準を
決めているんだけれど。そのために、
まずは天井で火を止められる
施工の工夫をすれば、時間をかせげんだけれど。



しかし、鉄の値上げで気がついたが、
木造住宅でもけっこう金物類は使っている。
構造体の補強金物だろう。

それから、基礎の鉄筋、釘、アンカーボルト、
サッシ類、雨戸、笠木、
設備関係にも多く使われている。



この際、全部昔流で家づくりしてみようか。
しかし、法律の問題もあるし、
価格の問題もあるし、職人の問題もあるし、
現実は厳しい。
問題がない代替商品を探してみるか。
≪トップページ≫
お問合せプチッと是非お願いします。人気blogランキングへ