シラス物語

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シラス物語―二十一世紀の民家をつくる



シラスとは…



シラス台地という言葉を、
社会科の授業で習ったことありますよね。

『何となくそんな気がしませんか?』

今から2万5千年前?

氷河時代末期、もはや現生人類と変わりのない特徴をもった、
人類が世界各地にあらわれたころ…
もちろんわたしも誕生してませんが…(^^)」

現在の鹿児島。
錦江湾の北部にあった姶良カルデラで巨大な火山噴火が起こりました。
そのときに東京ドームの36万倍という膨大な量の火山灰を噴出。

『36万倍って想像つきませんよね。それだけ無尽蔵ってことですね。』


その火山灰の多くは鹿児島や宮崎に積もり、
10数メートルから150メートルというシラス台地をつくりました。
南九州だけの埋蔵量だけでも90キロ立方メートルと考えられています。

シラスは1000℃を越す温度で自然焼成された、
完全無機質粉状の物質です。

成分は珪酸70%、アルミナ14%、カルシウム3%、
ナトリウム3%、磁鉄2%、カリウム2%、
その他マグネシウム、チタン、マンガンなどです。

地元ではシラス台地といえば…

稲作に不向きで、開墾するにも多大な労力を要し、
さらに台風や大雨のときに崖崩れを起す土砂災害の原因として、
有史以来長らく負の遺産と見られてきました。

『しかし…』

最近このシラスを使った住宅の壁材が、
ひそかに注目を集めているのです。

自然素材から生まれた土壁は…

シックハウスで引き起こされたアレルギーや喘息を鎮め、
しかも室内の湿度を調節したり、
タバコなどのいやな臭いをとりのぞく、
エコロジカルな建材として見直されています。

紹介する本は、
エコ住宅の建材としてシラスを無尽蔵の資源に変えた人々の物語です。

負の遺産を宝物に変えた知恵と工夫の物語は、
これからの住まい作りにはもちろん、
地球環境を考えるうえで欠かせない一冊です。

またシラスの歴史を振り返ると、
シラス台地が明治維新を担った薩摩藩と深い関わりがあったこと、
現在の焼酎ブームがシラス抜きで語ることはできないことなど、
新しい発見も魅力です。

鹿児島県工業技術センター主任研究員 工学博士 袖山研一氏監修
発行所 社団法人農山漁村文化協会

シラス壁(そとん壁・薩摩中霧島壁・ビオセラ)に、
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外壁・内壁
火山灰を主原料とした、
100%自然素材の塗り壁
仕上げにします。

シラス壁(薩摩中霧島壁
スーパーそとん壁)
という左官材料です。

いろんな特徴がありますが、
感じるのが一番です。

玄関に入るとわかります。
いやな臭いがしません。
消臭作用があるのです。

梅雨時に思います。
あまりジメジメしないような気がします。
調湿性能が高いのです。

一番いいなあと思うのは、
職人が造る、
味わい深いこてむらなんです。
こういう職人さんの手仕事感って、
家に深みを与えてくれます。




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