[]田村市地域型続き間、和室(座敷)を考える。

わたしの住んでいる地域、田村市周辺は、
まだまだ、接客空間である座敷は、
日常的にあまり使用しない空間であるにもかかわらず、
南側の一番良いところを、座敷の続き間(8+10畳)として、
占領しています。

地域の先輩方には、お叱りを受けるかもしれませんが、
田舎方の典型です。(^^)

理由はたくさんあるのですが・・・
冠婚葬祭や、親戚がとまりに来たときのため、
等々・・・

でも、一年に一回か二回しか使用しないのに、
一番良い南側のスペースを2間続き部屋で占領。
「もったいない。」
和室(座敷)の続き間を否定するわけではありませんが、
そのことで多くの弊害もあるようですね

たとえば、建物面積が大きくなり、
田村市地域では、65坪位の建物は小さい建物といわれます。
単純に、建物性能より、(建物性能は二の次・・・)
大きさだけに目がいってしまうことが多いようです。
また、
あらたまった座敷は、日常の来客ではあまり使えないようです。
さらに、北側には、長くて暗いローカが続きますね。

専門家であるはずの設計者が、
お客様のご要望のままご提案してるようですね。
「それでも専門家?」

その反動が、建築後・・・
新築したけど、すごく寒いんだ・・・とか、
部屋が暗いんだ、などの話は良く聞かれます。
ひじょうに残念なことですね。
専門家はなにをしているのでしょうか?

ここで・・・

ちょっと気軽に立ち寄れる接客空間。
2間続き間の和室を普段からうまく使いこなす工夫を、
紹介します。もちろん暗い部屋もできません。
建物面積もかなり抑えることが可能な方法です。

明日をお楽しみに・・・

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