偽造問題を一般住宅に置き換えて考えてみると…

構造計算の偽造、建築申請の許可、
施工され売買されるに及んで、
建築業界を支えるシステム全体に、
疑問を投げかけることになったのではないでしょうか?

建物の骨組みは安全、安心な建物を計る不可欠要素です。
一人の悪意とそれを認識できなかった体制の問題があります。
コストと工期の短期化がプレッシャーになった、
ということが聞かれていますが、
責任という言葉ないような気がします。

偽造問題を一般住宅に置き換えて考えてみると…
はたしてどうなるのでしょうか?
一つの悪意があった場合、
チェック機能がはたらかない気がします。

なぜなら、2階建ての一般住宅については、
設計者にそのほとんどがゆだねられているからです。
施工段階のチェック検査もひじょうに重要ですが、
設計段階でのチェック検査も大切だと言う事です。

現在多くの会社が、
三者機関の施工検査を4回は実施してますが、
設計段階は、確認申請上のチャックだけではないでしょうか?
そんな設計・建設段階の第三者の検査を可能にし、
疑問に答えてくれるのが、
住宅性能表示制度ではないでしょうか。


ただ、住宅会社は…
お客様に積極的に勧めていないように思えます。

制度が浸透していけば、
業界全体の信頼度も高まると思ってます。


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