健康的な住まいのために全館冷暖房。

家を建てるとなると…
つい間取りやデザインのことばかり気になってしまいますね。
誰もがそうなのだと思います。

その前に基本となる建物自体の性能を高める事について、
ゆっくり考えておく必要がありますね。

なにしろ好みに合わせて考えられるインテリアと違って、
一度建てた家はそう簡単に建て直せません。

快適な暮らしの基本として…
これからの住まいに求められているのは高断熱・高気密化です。

大きなメリットは、
壁・床・天井・窓が外の暑さ・寒さに影響されにくくなり、
少ないエネルギーで快適な住まいが実現できる事。

具体的には、冬の室内の温度ムラが少なくなって、
足元だけが冷えるという不快な現象がなくなります。
冷えた空気は床下をはってますよ。(寒ぶい)

暖房を消しても室温が下がりにくいため、
夜中や早朝も快適。
奥様!早起きになってしまいます。(笑)

カビやダニを発生させて建物の腐食や、
アレルギーの原因となる結露も発生しにくくなります。
安心ですね。

そして夏は外からの熱を遮り、
暑さを室内に入れません。
つまり年間を通じて心地よく過ごせます。

高断熱・高気密が進むにつれて、
冷暖房の考え方もこれまでとは変わってきますね。

これからは部屋をどんどん暖めたり、
むやみに冷やしたりするのではなく、
(暖房しても翌日は寒いなんてちょっと無駄ですよね。)
まずエネルギー効率を高めて、
寒いところや不快な暑さをなくすことが大切。

高断熱・高気密化とは…
地球の限られたエネルギーを有効に使いこなしながら、
一年を通じて快適に暮らせる健康的な住まいをつくることなのです。

これからの住まいは、
1)自然のエネルギーが十分に活用されている。
2)少ないエネルギーで全館冷暖房が可能である。
3)子供から老人に至るまで、その住環境が快適である。

そんな事が大切だと考えています。

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