知らないでは済まされない。構造体内覧会。其の一
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新築工事中の構造体内覧会？
『なんかみても解らない。』
『柱とか梁とか見てもつまんない。』
そんな風に感じますよね。…
でも…
完成時には見えなくなってしまうだけに、重要ですよ。
あなたがいろんな説明を受けているにしても、
工事中の現場確認してみてください。
『百聞は一見にしかず』ですよ。
題して、構造体内覧会のチェックポイント。
あなたが構造体内覧会行く前に確認してくださいね。
其の一、外壁サッシ廻りの防水処理
サッシ廻りは防水処理は、雨水の浸入を防ぐ上で重要なポイントです。
下記写真のように先張り防水シートと防水テープで、
きちんと処理をおこなうことが必要です。
（外部サッシ廻り）
（内部サッシ廻り）
開口部廻りに用いた防水テープと、
防水シートの粘着部分に接着不良があった場合や、
サッシ組立部の防水シールが長期の間に切れてしまった場合などは、
防水シートの裏側に水が浸入する可能性があります。
先張り防水シートは、
このような万が一の場合躯体内部まで侵入しないように施工するものです。
先張り防水シートはゴムアスファルト系の防水シートとします。
上記施工後、
防水シートの剥離紙をはがして、
その上からモルタルラミテクト（透湿防水シート）張る。
サッシ下の透湿防水シートは、先張り防水シートの下に差し込みます。
今回の物件ではそこまでは進んでないので、
前回の物件投稿写真を確認くださいね。
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外壁・内壁
火山灰を主原料とした、
100％自然素材の塗り壁
仕上げにします。
シラス壁（薩摩中霧島壁
スーパーそとん壁）
という左官材料です。
いろんな特徴がありますが、
感じるのが一番です。
玄関に入るとわかります。
いやな臭いがしません。
消臭作用があるのです。
梅雨時に思います。
あまりジメジメしないような気がします。
調湿性能が高いのです。
一番いいなあと思うのは、
職人が造る、
味わい深いこてむらなんです。
こういう職人さんの手仕事感って、
家に深みを与えてくれます。
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