外壁材のトレンド。

住宅の外観デザインの傾向を見ると、
建築家風のシンプルモダンや、明るい色調の南欧風、
新感覚のモダン和風など、
かなり個性的なデザイン提案が多くなってますね。

しかも、
建売分譲でシンプルモダンをアピールポイントにするなど、
実際に採用されるケースも多いようです。

外壁デザインの要である外壁材のトレッドも、
タイル、塗り壁の増加、明るいカラーなど、変化が見られます。

サイディング根強い人気が、塗り壁の意匠性も人気です。

最近住宅を建築したお客様が、
どんな外壁を採用しているかを見てみると、
調査機関のデーターによると、素材としては、
窯業系サイディングが32%と最も多いです。

プレス成型によりタイル風、石積風、
板張り風とデザインも豊富で、
主として、厚さの違いによる価格帯の幅広いことなどから、
人気が集まっていると思われます。

木質系、金属系も合わせると、4割以上を占めており、
サイディング人気が根強いことは確かです。

また、モルタル、塗り壁も2割の採用があり、
人気は復活してきているようですね。

塗り壁の魅力と言えば、コテやローラーなどを使った多様な模様や、
吹付け仕上げなど、手作り風の素材感だと思いますね。

自然志向の高まりを受けて、工場生産にはない、
この辺の感覚が好まれているのだと思います。

ナチュラル派には、漆喰や珪藻土、シラス塗り壁など、
自然素材による塗り壁が注目されているようです。

住宅メーカーの商品でも、
塗り壁を採用するケースが目立ち始めていることも、
傾向として上げられます。

在来工法大手の住友林業では、独自の「きずれパネル」
によるモルタル仕様に力を入れており、
主力のワンズストリー?でも、色がらを豊富に用意してますね。

2x4大手の三井ホームでも、
「PAウオール工法」という湿式仕上げを開発しています。
2社とも、プレハブ商品とは違った提案を始めていますね。


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